インスタントコーヒーがまずい理由と対策を3つの視点から

コーヒーが好きな人たちの間で一度は言われるであろう「インスタントコーヒーはまずい」というセリフ。

はたして本当なのでしょうか?


疑問



たしかに喫茶店やカフェなどの豆からいれるレギュラーコーヒーにくらべ、風味が落ちるのは事実です。これはしょうがないですね。

ただ、まずいと言うほどかというと、かならずしもそうではなく、いれかたなどが理由のことがあります。


とすれば、一度インスタントコーヒーをおいしくいれる方法を研究するのもよさそうです。


また、どうやってもダメ、まずいとしか感じられないなら本格的なレギュラーコーヒーを考えるのもいいですね。

コーヒーは基本的に嗜好品ですから、おいしくないとか面倒とかストレスを感じながら飲むのはもったいないです。

ちょっとした知識と手間で、けっこう味をよくすることができるので、自分にあったいれかたを見つけるといいでしょう。





インスタントコーヒーがまずいと感じる理由


コーヒーをインスタントでいれたとき、味に不満を感じる理由はつぎのものがあります。

・いれかたがよくない
・選んでいる製品がよくない
・やはりどうやってもインスタントコーヒーでは満足できない



一覧


まあ中には「インスタントはまずい!」をけなしておけば、なんとなくツウっぽく見えるかもしれないという理由で言っている人もいるかもしれません。

しかしそうでなければ、まず上のどれかに当てはまるでしょう。


これらによって対策も変わりますので、順に説明していきます。


いれ方の問題


「いれ方と言ってもお湯に溶かすだけじゃないの?」と思われるかもしれませんが、じつはそうでもないです。

ちょっとした手間をかけると、かなり味がよくなります。


まあ簡単なのが取り柄のインスタントコーヒーであんまり手間をかけると、それはそれで存在意義が疑われることになるのですが、それでも次の点に気をつけるだけでもけっこう変わります。


いれる粉の量


意外と重要な点です。


入れる量


インスタントコーヒーのビンにはたいてい「ティースプーン1杯(2グラム)にお湯140cc」みたいに書いてあります。

てきとうに入れたりせずに、ちゃんとその通りにしたほうがいいです。


濃さが変わるだけでかなり印象がかわるので、ひょっとしたらそれだけで好みの味になるかもしれません。


「インスタントごときに、いちいちハカリや計量カップなんて使ってられん」ということでしたら、とりあえず自分の感覚でいれてみて

「インスタントコーヒーって味がないよね!」 → 量を増やして濃くする
「えぐみがあって不味いよね!」 → 減らしてうすくする


これをくりかえしているうちに、そのうち適量がわかります。


それでもまずいと感じるなら、次へ。


お湯の温度


ぬるすぎるのはもちろん、熱すぎてもダメです。

熱い


熱湯のようなのを「熱くないよ?」と無理矢理飲むのがツウというのは、少なくともコーヒーにおいてはまちがいということになります。

コーヒーは熱すぎると味が分からなくなります。適温は80度ぐらいです。


いれる過程で自動的に温度が下がるレギュラーコーヒーと違い、インスタントコーヒーはお湯をいれるだけですから、熱湯でいれたら当然のことながら熱湯とほぼ同じ温度のコーヒーができあがります。

したがって、意図的に温度を調整する必要があります。


ただこれも「インスタントごときにいちいち温度計なんて・・・」となるかもしれません。

その場合沸かしたお湯をつめたいままのカップに入れる(できればそこからさらに別の冷えたカップに移しかえる)などで調整するのが簡単です。


ちょっとだけの水でとく


これはウソのように効果があるのでやってみるといいです。


だまされたと思ってやる


お湯を入れる前にカップの底に少しだけ水を入れ、そこにインスタントコーヒーの粉をいれて溶きます。


こうすることによって、インスタントがまずくなる理由である独特の粉っぽさがなくなります。

粉っぽさがなくなると、味がだいぶ深く感じられておいしくなります。これはなかなかいいですよ。


理由は粉にふくまれるデンプン質は熱湯だとダマになる性質があるからで、そういえば小学校の理科の実験でにたことをした気がしますね。

ひとりで自分のためだけにいれるインスタントコーヒーのために粉をシャカシャカしていると、ちょっとさびしさを感じるこもともあるかもしれませんが、それでもやる価値はあります。


それにさっきの温度調整にもなってくれそうですね。



そのほかに、粉をフライパンでちょっとだけ炒めて香りを出す、塩を入れるなど、本格的なレギュラーコーヒーでやろうものなら「豆職人にたいする冒涜だ、けしからん!」なんて言われそうなことが平気できるのも、インスタントコーヒーのメリットと言えます。

いろいろ試してみるといいでしょう。

それでもダメだったら、つぎの段階です。


スポンサーリンク


買う製品を変える


いろいろやってもまずいものしか出来上がらなかったら、買っているインスタントコーヒーを疑ってみる必要があります。

とはいえ、世の中には山ほど製品が売られているので、いちいち買って試すのは大変です。


そこで、最低限知っておきいこととして、インスタントコーヒーには

・フリーズドライ
・スプレードライ
の2種類あることを覚えておくといいです。



これは作り方の違いでして、フリーズドライは粉といっても粒がゴマぐらいの大きさのある、小さなジャリみたいな感じのもの。

フリーズドライ

こういうのですね。


スプレードライはもっとこまかくて粒が見えないくらい小さい、砂みたいにさらっとしたものです。

スプレードライ

これがスプレードライ。


これらのうち、風味がよいのはフリーズドライ(ジャリ状のもの)です。


スプレードライ(砂状のもの)は安くて冷たい水にも溶けやすいのでアイスコーヒーを作りやすいのがメリットですが、風味の点では劣ります。


まあインスタントコーヒーも年々進化しているので、最近ではスプレードライだからといってまずいとはかぎりませんが、やはり製法の点でフリーズドライが有利なのには違いありません。

これらの違いは見て分かるので、選んでみるときの基準にするといいでしょう。


インスタントコーヒーでは満足できない


それでもどうやってもまずいと感じる場合、残念ながらこれはもうインスタントでは満足できないということでしょう。

残念というか、それだけ味が分かるようになったということですから、これはむしろ喜ばしいことですね。


喜ばしい



とくに「カフェや喫茶店で飲むコーヒーがおいしかったから、家でも再現したい」という場合、インスタントではまずきびしいです。

その場合、レギュラーコーヒーのほうがいいです。


レギュラーコーヒーというのは、コーヒーを豆からいれる本格的なやり方で、カフェや喫茶店でいれるコーヒーも基本的にはこれです。


知らない人にとってはハードルが高く感じるかもしれませんが、慣れればなんてことないです。

そして果てしないくらい奥深い楽しみ方があるので、おいしいコーヒーを求めていくなら断然こちらがおすすめです。

レギュラーコーヒー


レギュラーコーヒーはどうやっていれるのか?


とはいえ、インスタントしたいれたことのない人が、いきなりスーパーでコーヒー豆や粉を見ると

「いったいこれがどうやって、いつも飲んでるあのコーヒーになるんだ?」と思われるかもしれません。僕もそうでした。


コーヒーを豆からいれる方法はいろいろありますが、大きく分けると

・手作業(ハンドドリップ)でいれる
・コーヒーマシンを使う

このふたつです。


ハンドドリップは器具代が安く、それでいてどこまでもおいしいコーヒーをいれられるのですが、手作業なのである程度なれがいります。

一方のコーヒーマシンは誰でも安定した味をだせるのがメリットです。


機械でいれるので、超高級マシンでもないかぎり飛びぬけておいしい味にはならないかわりに、失敗する心配も少ないので、手軽に始めたいならコーヒーマシンから試すといいでしょう。

飛びぬけておいしくはならないといっても、プロがいれる味にはおよばないということで、基本的にはインスタントに比べると風味豊かなコーヒーをいれることができます。


コーヒーマシンの価格はさまざまで、高いものは100万円以上で「車かよ」なんてのもありますが、安いものだと数千円ぐらいであるので、まずはこういったものを使うといいです。

さらに気軽なものとしてはマシンの無料レンタルサービスをやっているものもあります。


意外と簡単にちょっとしたカフェレベルのレギュラーコーヒーが自分でもできるようになるので、インスタントコーヒーがどうしてもまずいというなら試してみるといいです。


まとめ


長くなりましたのでまとめますと、インスタントコーヒーがおいしくない理由としては、ほとんどの場合

・いれ方がよくない
・まずい製品を買っている
・レギュラーコーヒーでないと満足できない


の3つということです。


いれ方と製品えらびは簡単にできるので、とりあえず試すことができます。

レギュラーコーヒーにするのは少し手間がいるものの、大幅に風味がアップするので、これはこれでいい方法ですね。

おいしいコーヒー


いろいろ試してインスタントコーヒーで満足できるようなら手間がかからずにすみますし、レギュラーコーヒーをいれてみてその味に感動するなら、それもまた素晴らしい体験です。

どちらにもメリットがありますので、自分に合った方法を選ぶといいでしょう。

スポンサーリンク

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ