コーヒーのカフェイン効果、驚くほど時間が長いので注意
仕事前に一杯のコーヒーで頭すっきり。
よく言われていることですが、
確かにそのような効果はあります。
ただ、特効薬のように、いきなり効くわけではありません。
また、カフェや喫茶店に行くと
「眠れなくなるからコーヒーは控える」
という人も、たまにおられます。
まだ夕方前でも、そんなことを言っていると
少々大げさなのかな、と考えてしまいそうですが
コーヒーのカフェインの効果は
予想以上に効くまでが長く、持続時間も長いです。
これを知っていないと眠気覚ましに失敗したり、
寝たいときに眠れなくなりますので
カフェインと時間の関係は知っておいたほうがいいです。
眠気覚ましのためには
カフェインの効果は、なんといっても眠気覚まし。
これは交感神経を活発にする作用があるためです。
他には極端な食欲を抑えてくれますので
これもありがたいですね。
で、眠気覚ましにコーヒーを飲む場合の注意点
これは先ほど述べたとおり
効きはじめるまでに時間がかかるということです。
カフェインの目覚め効果は、コーヒーを飲んでから
40分~60分ぐらいに現れてきます。
なので、
大事な会議があるからと、直前に飲んでも
下手すると効くのは会議の終わりごろ。
こういった場合、40分~60分ぐらい前に、
コーヒーを飲む必要があります。
休憩中に仮眠をとったあと
仕事再開前に眠気覚ましのコーヒー、
これもちょっと遅すぎで、
1時間以内の仮眠なら、寝る前に飲むと、
ちょうどいいタイミングで
カフェインの目覚まし効果を期待できます。
あと、極端に疲れていたり寝不足だったら
コーヒーを飲んでも効き目が分からなくなりますが
だからといって何杯も飲むのはおすすめできません。
カフェインの効果は興奮作用なので
飲みすぎると、かえって集中力が下がります。
コーヒーの飲みすぎで
目がギラギラとしてしまうイメージですね。
あんな状態で良い仕事ができるとは考えにくいですね。
ただ、ちょっと寝起きが良くない程度の眠気なら
1杯でもスッキリと目が覚めてくれるので
やってみるといいでしょう
安眠妨害にならないためには
さて、もうひとつ
カフェインの持続時間について。
これも知っておかないと
夜に眠れなくなり、今日の仕事は良くなっても
明日の仕事がダメになります。
「昼に飲んだコーヒーで夜眠れなくなるの?」
という疑問があるかもしれませんが
カフェインの効果は8時間から、
長いと14時間も続くことがあります。
なので、もし夜眠れないと感じる場合、
昼に飲んだコーヒーを疑ってみるのもいいでしょう。
冒頭の、夕方前なのに飲まないなんて人も
間違いではないということですね。
どうしても気になるのなら午前中以外は控えて、
午後はココアや緑茶などカフェインの少ない飲み物、
あるいはカフェインレスのコーヒーにするのもいいですね。
やはりコーヒーが多いですが、紅茶や緑茶のカフェインレスもあり、種類が豊富です。
「飲みたいのだけど寝る時間が近いし、でもまだ大丈夫かなどうかな」
と迷うくらいならこういったものを買っておくと便利ですね。
また、紅茶のカフェインについてはこちらで記事にしています。
ある程度のカフェインはあるものの、
コーヒーよりは少ないです。
それにしては「紅茶のほうがきつい」
と言われることもあって
「???」となりやすいのですが、
それについても書いています。
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あなた自身がどうなのかが大事
最後に大事なのは
これらの効果の時間については個人差がある
ということです。
ある、というか、かなり個人差が激しい
といったほうがいいですね、
僕はコーヒーのカフェインで眠れなくなるということは
5杯以上飲んだとかでもない限りないですし、
知り合いの多くの人も、お昼はもちろん
夕方以降も平気で飲んでいます。
しかし、上記のように夕方前でも、
やはり影響のあるという人はいます。
さすがお昼すぎに飲んだコーヒーで
寝られないという人は少ないのですが
カフェインの効果が現れやすい体質なら
それも考えられるでしょう。
あくまで上記の持続時間は目安にして
実際のところは自分の経験で試してみる必要があります。
大事なのは
「カフェインで眠れなくなる!!」とか
「大丈夫大丈夫」などと
必要以上に気にしたり、気にしないなど
思い込みを持たないようにして
その日飲んだコーヒーと眠りやすさを確認して
寝つきが悪かったり眠りが浅い場合、
飲む量や時間帯を変えてみるといいでしょう。
上手に活用すればおいしいだけでなく、
生活のリズムにも役立てるものなので
ぜひ試してみてください。
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タグ:コーヒー
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